人が集う優しいお寺=浄土真宗本願寺派・光専寺 住職 鶯地 真

地域活動で街とつながりを


浄土真宗本願寺派・光専寺は、分かっているだけでも1756年にはすでに存在していた歴史あるお寺です。現在の住職は鶯地真(おうちまこと)さんで、15代目となります。

同寺では、従来のお勤めはもちろんのこと、土日などは門信徒宅(もんしんとたく)【※】へ伺い法事などを行っています。

そんな厳格なイメージのあるお寺ですが、同寺はとてもアットホームな環境となっています。その理由は「53年、私は八尾市から出たことがありません。この街でお世話になったのですから、地域貢献がしたいと思うようになり、敷地を開放しています」という鶯地さんの想いからです。

敷地内を貸すようになってからは、親子支援の活動をしているちこりっち、お寺カフェえんがわ、そのほかでは音楽イベントなども実施したといいます。「私も子どもが大好きなので、ちこりっちさんが活動している際は、一緒に滑り台で遊んだりしています」。

このような活動を続けることで狙っている効果については「お寺は入りにくいとイメージがあります。その印象を変えるため、地域の方々がいつでも、気軽に入れるようにという想いを込めて、開放的にしています」と話しました。

鶯地さん自身も活動を模索中とのこと。「流行りは関係なく、私も子ども食堂をやりたいと考えています」と語り、子どもたちがご飯を食べられないのは一番良くないという想いから、今後、展開を構想しているそうです。

同寺は通常の参拝での訪問はもちろんのこと、住職が本殿に居る際は、気軽に声をかけてほしいとのことです。地域の井戸端会議ができるので行ってみてはいかがでしょうか?

※家単位で特定の宗派に属する意

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