お客様に助けられた日、感謝の気持ち忘れない=CafeBarDonna


2020年は人類にとって特別な一年で、それはぼくたちの店も例外ではありませんでした。コロナウィルスによる影響で自粛要請を受け、夜の営業はストップ。「明日どうなるかわからない」という状況に立たされたぼくたちは、昼にテイクアウトによるカレー販売(生きるためのカレー)をはじめます。いつもお店を利用してくださっているお客様はもちろん、店を訪れたことのない方々からの支援もあり、CafeBarDonnaは苦境を乗り越えることができました。過剰な表現ではなく、たくさんの方々にいのちを救っていただいた。それはまるで奇跡のような体験でした。その日から、一度として感謝の想いを忘れたことはありません。




あの体験以来、ぼくたちの表現は変わりました。すべての行動に丹精を込める。カクテルを提供するだけでなく、挨拶や振る舞いの一つひとつまで。そこには感謝があります。「生かされた」という経験はぼくたちを強く、そして、やさしくしてくれました。




あらゆる「ものづくり」には共通する考え方があると思っています。表現は違っていても、深いところではつながっている。その「深さ」が豊かで、滋味に富んだ育みを見せています。

ぜひ、CafeBarDonnaがしつらえる空間をお楽しみください。
文章提供:代表 嶋津 亮太

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