輪留都珈琲 マスター宮崎義孝さん

コーヒー豆は200種類!香り豊かなお店

コーヒーファンに愛されている輪留都珈琲は、創業から41年を迎えた喫茶店です。店内は落ち着いた雰囲気で、席数も程よい数なので、ゆっくり飲食を楽しむことができます。さらにマスターの宮崎義孝さんは「コーヒーが苦手な方には、ハーブティを提案しています」と、お客さんへの配慮を忘れていません。そのため、誰でも気軽に来店することが可能です。そんな香り豊かな、このお店をご紹介します。

 

落ち着いた店内で飲む1杯がおいしい

前身は高美町のロンドで、そこでは約9年コーヒーを提供していました。現在の場所である柏村町へは1987年に移転。店内では、マスターのこだわりの音楽と、厳選されたコーヒー豆が並び、席(カウンター、テーブル含む)は全部で18席と、落ち着いた雰囲気となっています。モーニングを求めて訪れたお客さんで数席がうまっていました。

喫茶店なので当然ながらコーヒーへの想いは強く、高級なブルーマウンテンから1杯600円で飲めるものまで、様々な品種を取りそろえています。マスターは「200種類、在庫をそろえています。値段が高いからおいしいとか、安いからおしくないとかではないんです。おいしい飲み方があるんですよ」と笑顔で反応。各メニューには浅煎り、中煎り、深煎りと記載されており、どの豆がどのような入れ方をしたらおいしいかを、レクチャーしてくれます。

コーヒーの豆知識も教えてくれます

コーヒー豆にもヒエラルキーがあり『コーヒーピラミッド』と、いいます。上からトップオブトップ、トップスペシャリティ、スペシャリティ、プレミアム、スタンダード、インダストリーとなっています。「当店はスタンダードを置いていないです。インダストリーは缶コーヒーに使うものなんです」と、いかに厳選したものを店頭に並べているか分かるうえ、雑学も教えてくれます取材時にいただいたのは、グアテマラ ヌエバ グラナダという豆で、入れ方は深煎りです。味は香が高く、苦味の奥からくる甘味がとてもおいしいものでした。自家焙煎も行っているため、100グラムから購入ができます。焙煎機も3種類あり、ある1台は電気式でとても貴重なものだそうで、大事に使用されています。

そんな、こだわりたっぷりのお店を経営してきたマスター。思い出について「お客さんとのふれあいが楽しいです。どんなことでも人との出会いが大事ですから」と、コーヒーだけでなく、好きな音楽の話などで盛り上がることが、一番のようです。

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